皆さんこんにちは。
瀬戸内市地域おこし協力隊のオタギリゴーです。
さて、今回はついに...涙なしでは語れない最・終・回!!!
なにぶん物書きが得意ではありません(既にお分かりだと思いますが)ので、ここまで引っ張ってしまい、読者の皆さんには大変、それはもう大変お待たせをしました。(読者の方がいましたら)
前回で床材を張る作業が終わったので、最後に色々と微調整をしていきます!
まずはふすまの策子のところから始めていきます。
建物自体の傾きのため、ほぞ穴を削った際、策子の一部が薄くなってしまいました。そこを調整します。
木目状の冊子のカバーになるものを購入し、上から貼って綺麗にします!
続いては床の間も床に変えたので、その分壁が足りないところを綺麗にします!
材で隠しつつ、空調のダクトが通るように調整し、はめます!
さらにビス穴を木釘で塞いで目立たないようにします!
ボンドで固定し、手鋸で切れば...?
なんということでしょう!?
今まであったビス穴がまるでなかったかのようではありませんか(某リノベ番組風)
Kちゃんは匠ですね。
前回載せ忘れてしまったのですが、床の間を床にするべく、剥がしてみたら、床下の湿度が高く、土が湿っていました。
Kちゃん曰く、
「湿度が高いとシロアリの原因になるけぇ、調湿剤があった方がええ」
と。
ということで、床の間だったところの下に調湿剤を敷いて蓋を閉めました。
以外とこれがコストかかりまして...
1セット1/4坪で約2000円。袋が破けなければ、半永久的に効果があるもの。
正直高い。
2セットで1畳分。約4000円。
今回の10畳分用意しようとすると、約40000円にもなってしまいます...
高い...ので、特に湿度が高い床の間に限定しました。
ただ、Kちゃん曰く、他の場所は土が乾いてたから大丈夫とのこと!!
策子を直し、床の間を綺麗にできたので、これで全部の作業が終わりました!!!
最後に掃除をして!完了!!!
FINISH!!!!!!!!
ここまでブログを引っ張りましたが、実は全工程は2週間程度でした!
作業時間だけでいったら恐らくもう少し短いかと思います。
協力隊として、移住相談を請け負っていると、移住後、DIYに挑戦してみたいという方からよくコスト面の心配について相談を受けることがあります。
今回の部分改修は、昨今の新型コロナ感染症の拡大により、ウッドショックの影響をモロに受けました。
トータルでかかった金額は最後にお伝えしますが、思った以上にコストがかかったというのが正直な印象です。
ですが、Kちゃんに教えてもらいながら、自分でも作業しながら進めると、部分改修とはいえ、やはり愛着が湧くものですね。
仮に一軒丸々改修しようとすると、古民家の状態やどこまで改修するかでもかかってくるコストはかなり左右すると思います。
なので、どこまでDIYしたいのか、それによってどれだけの大きさの家を選ぶのか、という事前の計画がとても重要だと思います。
今回は工期も短く場所も限定的だったので、大きな問題はありませんでしたが、作業の内容や場所によっては芋づる式に問題が出てくることや、イタチごっこ的に欠陥が見つかる話もよく聞きます。
「自分でDIYした古民家に住む」というのは誰もが憧れる生活だと思います。ですが、綺麗なとこだけでなく、デメリットのことや問題が発生した時の資金面なども含め、しっかりと計画を立てることが、失敗や後悔を少なくするためには必要だと思います。
皆さん、しっかりと計画を立てて、素敵なマイハウス生活をお過ごしくださいね!!
最後にここまで読んでくださった方ありがとうございます。
文面からもわかると思いますが、稚拙で拙い文章だと思います。
伝わりづらいところも多々あったと思います。
それでもこれが皆さんが空き家を活用する一助になればと思います。
本当にありがとうございました!
また別の物件で作業を終えたら、更新しますね!
ではそれまで!皆さんさようなら!!
(頭を垂れ蹲って平伏する様)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー購入材料一覧(一部除く)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
米松垂木45角3m×16本 約14,000円
米松垂木45角4m×6本 約7,000円
針葉樹合板12mm910×1820×14枚 約29,000円
杉角材90角3m×1本 約2,300円
杉角材90角4m×4本 約14,000円
米松筋交4m×45×105×2本 約4,800円
フローリング材(2畳)×6セット 約52,000円
防腐剤1缶 約3200円
床下調湿材×2セット 約3,900円
ここまでのトータルが約13万
さらにその他細かいもの、消耗品を合わせると総額15万程度になりました。